三単現をわかりやすく解説&豊富な例題と問題で完全マスター

こんにちは!イングリッシュ・ラボのゆきおです。

英語を学ぶ上で、文法は避けて通れない重要な要素です。

特に、三人称単数現在形は頻繁に使われるため、しっかりと理解しておく必要があります。

この記事では、三人称単数現在形の基本的なルールから、よくある間違いまで詳しく解説します。

また、具体的な例文を多く取り上げ、わかりやすい説明を心がけます。

英語学習者の皆さまが、この文法事項をマスターできるよう、丁寧に説明していきたいと思います。

三人称単数現在形を正しく使いこなせるようになれば、英語でのコミュニケーションがより円滑になるでしょう。

三人称単数現在形とは?

三人称単数現在形は、主語が三人称単数(he, she, it)の場合に使われる現在時制の動詞の形です。

一般動詞の場合、動詞の原形に「-(e)s」を付けます。例えば、「play」は「plays」、「watch」は「watches」となります。

ただし、「have」は「has」、「go」は「goes」のように不規則な変化をする動詞もあります。

三人称単数現在形は、英語の文法の中でも特に重要な役割を果たしています。

 

英語を母語とする人々は、日常会話の中で自然と三人称単数現在形を使いこなしています。

英語学習者にとっては、この文法事項を正しく理解し、適切に使えるようになることが、英語力向上のための大きな一歩となります。

三人称単数現在形の用法

三人称単数現在形は、以下のような場合に使われます。

a. 現在の習慣や繰り返し行われる動作を表す場合

例:He always goes to bed at 10 p.m.(彼はいつも10時に寝ます。)

例:She exercises every morning before work.(彼女は毎朝仕事の前に運動します。)

例:It rains a lot in this area during the summer.(この地域では夏にたくさん雨が降ります。)

b. 現在の状態や事実を表す場合

例:She lives in New York.(彼女はニューヨークに住んでいます。)

例:He works as a teacher at a local school.(彼は地元の学校で教師として働いています。)

例:It belongs to my sister.(それは私の姉のものです。)

c. 予定されている未来の出来事を表す場合(時間や条件が明示されている場合)

例:The train leaves at 6 o'clock tomorrow morning.(その列車は明日の朝6時に出発します。)

例:The movie starts at 7:30 p.m. tonight.(その映画は今夜7時30分に始まります。)

例:If it rains tomorrow, the picnic will be cancelled.(もし明日雨が降ったら、ピクニックは中止になります。)

 

これらの用法を理解することで、三人称単数現在形をより適切に使えるようになります。

日常会話や文章の中で、これらの用法に当てはまる状況を意識してみましょう。

そうすることで、三人称単数現在形の使い方が自然と身についていきます。

 

三人称単数現在形の形のバリエーション

動詞の原形に「-(e)s」を付ける以外にも、以下のようなバリエーションがあります。

a. 語尾が「-s, -sh, -ch, -o, -x」で終わる動詞は「-es」を付ける

例:pass → passes, brush → brushes, watch → watches, go → goes, fix → fixes

例:He passes the ball to his teammate.(彼はボールをチームメイトにパスします。

例:She brushes her teeth twice a day.(彼女は1日に2回歯を磨きます。)

例:It watches the bird feeder from the window.(それは窓から鳥の餌箱を見ています。)

b. 語尾が「-y」で終わり、その前が子音の場合は「-y」を「-i」に変えて「-es」を付ける

例:study → studies, cry → cries, try → trie

例:He studies English every day.(彼は毎日英語を勉強します。)

例:She cries when she feels sad.(彼女は悲しい時に泣きます。)

例:It tries to catch the mouse.(それはネズミを捕まえようとします。)

ただし、語尾が「-y」で終わっていても、その前が母音の場合は「-s」を付ける

例:play → plays, enjoy → enjoys, buy → buys

例:He plays the piano beautifully.(彼はピアノを美しく弾きます。)

例:She enjoys reading books in her free time.(彼女は暇な時に本を読むのを楽しんでいます。)

例:It buys food for its owner every week.(それは毎週飼い主のために食べ物を買います。)

c. 不規則な変化をする動詞

例:have → has, go → goes, do → does

例:He has a big house in the countryside.(彼は田舎に大きな家を持っています。)

例:She goes to the gym three times a week.(彼女は週に3回ジムに行きます。

例:It does not like to be alone.(それは一人でいるのが好きではありません。)

 

これらのバリエーションを覚えておくことで、様々な動詞を三人称単数現在形で正しく使えるようになります。

また、例文を通して、それぞれの動詞の使い方を理解することも大切です。

日常会話や読書の中で、これらの動詞が三人称単数現在形で使われている場面に注目してみましょう。

そうすることで、自然と語感が身についていきます。

 

よくある間違い

三人称単数現在形を使う際によくある間違いとして、以下のようなものがあります。

a. 動詞の原形をそのまま使ってしまう

誤:He play soccer every weekend.
正:He plays soccer every weekend.
(彼は毎週末サッカーをします。)

誤:She watch movies every night.
正:She watches movies every night.
(彼女は毎晩映画を見ます。)

b. 複数形の動詞を使ってしまう

誤:She watches movies every night.
正:She watches a movie every night.
(彼女は毎晩映画を1本見ます。)

誤:He have a dog.
正:He has a dog.
(彼は犬を1匹飼っています。)

c. 不規則な変化を忘れてしまう

誤:She gos to school by bus.
正:She goes to school by bus.
(彼女はバスで学校に行きます。)

誤:He haves breakfast at 7 a.m. every morning.
正:He has breakfast at 7 a.m. every morning.
(彼は毎朝7時に朝食を取ります。)

 

これらの間違いを避けるためには、主語が三人称単数であるかどうかを常に意識し、動詞の形を適切に変化させることが大切です。

また、不規則な変化をする動詞については、単語ごとに覚える必要があります。

間違いを恐れずに、積極的に三人称単数現在形を使ってみましょう。

間違いは学習のプロセスの一部です。間違いから学ぶことで、正しい使い方が身につきます。

練習問題

以下の英文の( )内に適切な動詞を入れましょう。

a. My brother (  ) his room every weekend. (clean)

b. She (  ) her homework before dinner. (do)

c. He (  ) his car to work every day. (drive)

d. My cat (  ) on the sofa all day. (sleep)

e. She (  ) a lot of books in her free time. (read)

答え:
a. cleans
b. does
c. drives
d. sleeps
e. reads

このような練習問題を繰り返し解くことで、三人称単数現在形の使い方が自然と身についていきます。

また、自分で英文を作ってみることも効果的です。

日常生活の中で、三人称単数現在形を使う場面を見つけて、英語で表現してみましょう。

例えば、家族や友人、ペットの習慣や特徴を描写してみるのも良いでしょう。

実際に使ってみることで、三人称単数現在形への理解がより深まります。

【まとめ】

三人称単数現在形は、英語を学ぶ上で重要な文法事項の一つです。

主語が三人語単数(he, she, it)の場合に、一般動詞は原形に「-(e)s」を付けます。

ただし、語尾が「-s, -sh, -ch, -o, -x」で終わる動詞は「-es」を付け、語尾が「-y」で終わり、その前が子音の場合は「-y」を「-i」に変えて「-es」を付けます。

また、不規則な変化をする動詞もあるので注意が必要です。

三人称単数現在形は、現在の習慣や繰り返し行われる動作、現在の状態や事実、予定されている未来の出来事を表すために使われます。

よくある間違いとして、動詞の原形をそのまま使ってしまったり、複数形の動詞を使ってしまったり、不規則な変化を忘れてしまったりすることがあります。

これらの間違いを避けるためには、主語が三人称単数であるかどうかを常に意識し、動詞の形を適切に変化させることが大切です。

英語学習者の皆さんは、この記事を参考にして、三人称単数現在形の使い方を身につけてください。

具体的な例文を通して、この文法事項への理解を深めましょう。

また、練習問題や日常生活の中で三人称単数現在形を使う機会を積極的に見つけて、実践してみてください。

繰り返し練習することで、自然と正しい文法で話すことができるようになります。

三人称単数現在形をマスターして、英語でのコミュニケーションの幅を広げましょう。

がんばって英語学習を続けてください!

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