【保存版】英語_助動詞学習はこれだけで十分
こんにちは!イングリッシュ・ラボのゆきおです。^^ 英語を学ぶ上で、助動詞は非常に重要な役割を果たします。 特に、can, could, may, might, shall, should, will, would, mustといった法助動詞は、話者の意思や判断、可能性などを表現するために欠かせません。 しかし、日本語にはない概念であるため、日本人英語学習者にとって、これらの助動詞の使い方を正しく理解し、適切に使いこなすことは容易ではありません。 本記事では、初心者の方にもわかりやすく例文問題を交えながら、 これらの法助動詞の意味や用法について詳しく解説していきます。  

助動詞は魔法の言葉!

  英語の助動詞は、本動詞と組み合わさることで、文の意味合いを微妙に変化させる魔法の言葉です。 時制や可能性、義務、許可など、話者の気持ちを表現する上で欠かせない存在です。 日本語にはない概念ですが、例文や問題を通じて学ぶことで、英語でのコミュニケーションの幅が広がります。 助動詞を使いこなせば、より自然で洗練された英語を話すことができるでしょう。 ぜひ、助動詞の魅力を探求し、英語力アップを目指しましょう!  

can, could(可能性・許可)

can と could は、「〜することができる」という可能性や能力、 また「〜してもよい」という許可を表す法助動詞です。  

(1) 可能性・能力

I can speak English fluently.(私は英語を流暢に話すことができます) When I was younger, I could run much faster.(若い頃は、もっと速く走ることができました)  

(2) 許可

Can I borrow your pen?(あなたのペンを借りてもいいですか?) Could I leave the office early today?(今日は早めに退社してもいいですか?)  

(3) 問題演習

問題1:次の日本語を英語に訳しなさい。 (a) 私は車の運転ができます。 (b) 昨日、友達の家に泊まってもよかったですか? (c) 彼女は難しい数学の問題を解くことができます。 (d) 私は若い頃、もっと柔軟性がありました。 解答1: (a) I can drive a car. (b) Could I stay at my friend's house yesterday? (c) She can solve difficult math problems. (d) I could be more flexible when I was younger. 解説: (a) 現在の能力を表すためcan を使います。 (b) 過去の許可を求める場合はcould を使います。 (c) 現在の能力を表すためcan を使います。 (d) 過去の能力を表すためcould を使います。  

may, might(許可・可能性)

may と might は、「〜してもよい」という許可や、「〜かもしれない」という可能性を表す法助動詞です。 may は might よりも可能性が高いことを示唆します。  

(1) 許可

May I come in?(入ってもいいですか?) You may leave the room now.(もう部屋を出てもいいですよ)  

(2) 可能性

It may rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれません) He might be late for the meeting.(彼は会議に遅れるかもしれません)  

(3) 問題演習

問題2:次の英文を日本語に訳しなさい。 (a) She may not attend the party tonight. (b) I might visit my grandparents this weekend. (c) You may borrow my book, but please return it by next week. (d) They might have missed the train. 解答2: (a) 彼女は今夜のパーティーに出席しないかもしれません。 (b) 私は今週末、祖父母を訪ねるかもしれません。 (c) 私の本を借りてもいいですが、来週までに返してください。 (d) 彼らは電車に乗り遅れたかもしれません。 解説: (a) 可能性を表すためmay を使い、not で否定形にしています。 (b) 可能性を表すためmight を使っています。 (c) 許可を与える場合はmay を使います。 (d) 過去の可能性を表すためmight have を使っています。  

shall, should(義務・助言・提案)

shall と should は、「〜すべきだ」という義務や助言、また「〜しましょうか」という提案を表す法助動詞です。 shall は主に提案や勧誘の意味合いが強く、should義務や助言を表すことが多いです。  

(1) 義務・助言

You should brush your teeth twice a day.(1日に2回歯を磨くべきです) I think you should apologize to her.(彼女に謝るべきだと思います)  

(2) 提案・勧誘

Shall we go to the movies tonight?(今夜、映画を見に行きましょうか?) Shall I help you with your luggage?(荷物を運ぶのを手伝いましょうか?)  

(3)問題演習

問題3:次の日本語を英語に訳しなさい。 (a) 私たちは環境保護に努めるべきです。 (b) 今週末、ハイキングに行きましょうか? (c) 彼は医者に相談するべきです。 (d) 私がディナーの準備を手伝いましょうか? 解答3: (a) We should strive to protect the environment. (b) Shall we go hiking this weekend? (c) He should consult a doctor. (d) Shall I help you prepare dinner? 解説: (a) 義務や助言を表すためshould を使っています。 (b) 提案をする場合はshall we を使います。 (c) 義務や助言を表すためshould を使っています。 (d) 提案をする場合はshall I を使います。  

will, would(意思・習慣・依頼)

will と would は、「〜するつもりだ」「〜だろう」という意思や予測、「〜していたものだ」という過去の習慣、また「〜していただけませんか」という丁寧な依頼を表す法助動詞です。  

(1) 意思・予測

I will finish this project by tomorrow.(明日までにこのプロジェクトを終えるつもりです) It will be a sunny day tomorrow.(明日は晴れるでしょう)  

(2) 過去の習慣

When I was a child, I would often play in the park.(子供の頃、よく公園で遊んでいました) He would always help his neighbors with their gardening.(彼はいつも近所の人の庭仕事を手伝っていました)  

(3) 丁寧な依頼

Would you please pass me the salt?(塩を取っていただけませんか?) Would you mind closing the window?(窓を閉めていただけませんか?)  

(4)問題演習

問題4:次の英文を日本語に訳しなさい。 (a) I will be there at 6 o'clock sharp. (b) When she was younger, she would practice piano every day. (c) Will you join us for dinner tonight? (d) Would you mind lending me your book? 解答4: (a) 私は6時ちょうどにそこにいるつもりです。 (b) 彼女が若かった頃は、毎日ピアノを練習していました。 (c) 今夜、私たちと一緒に夕食を食べませんか? (d) あなたの本を貸していただけませんか? 解説: (a) 意思を表すためwill を使っています。 (b) 過去の習慣を表すためwould を使っています。 (c) 丁寧な依頼をする場合はWill you を使います。 (d) 丁寧な依頼をする場合はWould you mind を使います。  

must(必要性・義務)

must は、「〜しなければならない」という強い必要性や義務を表す法助動詞です。   You must wear a seatbelt while driving.(運転中はシートベルトを着用しなければなりません) I must submit this report by the end of the week.(週末までにこのレポートを提出しなければなりません)  

問題演習

問題5:次の日本語を英語に訳しなさい。 (a) 私たちは法律を守らなければなりません。 (b) あなたは今すぐ部屋を片付ける必要があります。 (c) 彼らは明日までにプロジェクトを完了させなければなりません。 (d) 君は時間厳守でなければなりません。 解答5: (a) We must obey the law. (b) You must clean your room right now. (c) They must complete the project by tomorrow. (d) You must be punctual. 解説: (a)〜(d) 全ての文で、強い必要性や義務を表すためmust を使っています。  

【まとめ】

本記事では、英語の主要な法助動詞であるcan, could, may, might, shall, should, will, would, mustについて、その意味や使い方を例文とともに詳しく解説しました。 また、各助動詞の理解度を確認するための問題演習も行いました。   これらの法助動詞は、話者の意思や判断、可能性、義務などを表現する上で非常に重要な役割を果たします。 日本語にはない概念ではありますが、例文や問題を通じて繰り返し練習することで、徐々に習得することができるでしょう。   法助動詞を適切に使いこなすことで、英語での表現の幅が広がり、より自然なコミュニケーションが可能になります。   本記事を参考に、法助動詞への理解を深め、実際の会話やライティングで活用していきましょう。 英語学習を続ける中で、法助動詞を意識的に使っていくことで、英語力の向上につながるはずです。 がんばって練習を重ね、これらの法助動詞を自在に使いこなせるようになることを目指しましょう!
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